ハゲたくないならやらないで!直ちにやめたい「ヘアカラー」

はげたくないならやらないで!直ちにやめたい「ヘアカラー」

 

おしゃれの一環で、ヘアカラーを行う人が多いものです。中には職種や状況に合わせて染める人もいるでしょう。

一方で、ヘアカラーを続けていると抜け毛が増えた、髪が減ったという経験談も耳にしませんか?育毛や薄毛対策の面から見ると、ヘアカラーはあまり良くありません。はげる原因にもなるため、ヘアカラーを行う際はアフターケアを行いましょう。

今回は、ヘアカラーではげる原因とヘアカラーのアフターケアについて解説します。

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ヘアカラーを行う人の割合

現代人にとってヘアカラーはとても身近なもの。2014年10月の全国理美容製造者協会の調査によると、64.8%の人がヘアカラーをしていると回答しました。全世代で平均すると、髪を染めている人の方が多いのです。50代が最も割合が高く、77.5%がヘアカラーをしています。

「ヘアカラー」には白髪染めも含まれるので、年齢層が高くなるにしたがってヘアカラーの割合も上がる傾向があります。

ヘアカラーを行っている人のうち、42%程度が美容院で施術してもらっています。美容院でよく見かける”カットと一緒にヘアカラーも行う”お客さんは確かに多いのです。また美容院でヘアカラーを行う人が多い反面、自宅で染めるという人も一定数存在します。

はげたくないならやらないで!直ちにやめたい「ヘアカラー」

 

「ヘアカラーではげる」と言われる理由

ヘアカラーとは

ヘアカラーは、まず髪の表面にカラー剤を塗りキューティクルの内側にまで浸透させます。キューティクルの内側までカラー剤が達したら、髪のメラニン色素を分解してカラー剤の色を定着させます。このとき髪の皮質細胞であるコルテックスのメラニン色素が変化します。

キューティクルを開くこと、内部のコルテックスを変化させることが髪に負担をかけるのです。

はげると言われる原因

ヘアカラー剤は基本的に髪につけるものです。髪の負担にはなりますが、本来は毛根まで傷つける作業ではありません。はげると言われる原因は「ヘアカラー剤が頭皮に付着」した場合に悪影響を及ぼすからです。

ヘアカラー剤が頭皮に付着すると、強い薬剤なので頭皮への刺激になります。頭皮が炎症を起こして毛根にダメージを与えたり、頭皮が傷んではげる原因になります。ヘアカラーであげたという経験談は、自宅でヘアカラーを行い頭皮にカラー剤が付着してしまったものだと考えられます。

ヘアカラーは腕の良い美容院で行うなど、きちんとした技術があれば、頭皮への悪影響を小さくできますよ。

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その他はげになる原因

髪の傷みによる切れ毛

ヘアカラーではげるもう一つの原因として、”髪の傷みによる抜け毛や切れ毛”を脱毛と勘違いしてしまうことが挙げられます。

ヘアカラー剤は髪に大きな負担をかけるため、ヘアカラー前の髪の状態によっては抜け毛や切れ毛が増えます。抜け毛や切れ毛はいつもより多いために、「はげてしまった」と感じてしまうのです。

ヘアカラー剤による抜け毛や切れ毛なら、時間が経って新しい髪の毛が生えてくれば改善します。また、ヘアカラーの前に髪を健康な状態にしておくことでも予防できますよ。

薬剤で毛穴が詰まる

さらに、ヘアカラー剤が頭皮の毛穴に詰まることもはげる原因になります。ヘアカラー剤で毛穴が塞がると、皮脂や汗の排出ができないばかりか、毛髪に栄養を送り届けることもできなくなります。

そのため新しい髪が生えなくなり、はげてしまったと感じるのです。

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髪を守るためにヘアカラー後にすべきこと

ヘアカラーはアフターケアが大切です。ヘアカラー後は髪を刺激から守り、しっかりと栄養補給をしましょう。

24時間はシャンプーしない

ヘアカラーした後、24時間以内にシャンプーをしないよう気を付けましょう。ヘアカラー剤が空気中の酸素と反応することで髪色が定着します。髪色が定着する前にシャンプーしてしまうと、退色が早まってしまいます。

また、美容院でヘアカラーを行う場合は、髪のダメージを軽減するため一緒にトリートメントを行うことが多いです。トリートメントも浸透するために24時間程度必要なので、美容師に言われた通りの時間を守りましょう。

紫外線や熱のダメージから守る

ヘアカラー直後の髪はとても敏感です。3日間は髪に刺激を与えないよう注意しましょう。ヘアカラーを行うと、本来は弱酸性に保たれている髪や頭皮がアルカリに傾きます。3日程度経過すると元に戻るため、初めの3日間のケアは丁寧に行います。

紫外線や熱のダメージから守るため、強い紫外線を浴びたり、長時間のドライヤー使用を避けましょう。髪用のUVカットスプレーを使用したり、ドライヤーは頭皮が8割乾く程度で終わらせることなどが有効です。

前述した通り、ヘアカラーから24時間以内はシャンプーできません。ヘアカラーから24時間経過し、残りの2日間は徹底的に髪への刺激を防ぎましょう。

トリートメントで栄養補給

ヘアカラーから3日以上経過したら、日常的な髪のケアが大切になります。トリートメントをしっかり行いましょう。

髪を保湿修復するマカデミアナッツオイルやオリーブオイル、エイズングケアになるアスタキサンチン配合のものが適しています。しっかり丁寧なトリートメントが、カラーの持ちと髪の健康につながります。

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