低コストで美肌が手に入る「塩洗顔」の5つの効果とやり方

低コストで美肌が手に入る「塩洗顔」の5つの効果とやり方

様々な洗顔料がありますが、自分の肌に合った洗顔料を見つけるのはなかなか難しいもの。また肌に良くても価格が高いものはなかなかリピートできないのも悩みどころです。そんな悩みを解消してくれる、低コストで簡単にきれいな肌作りができる塩洗顔が話題となっています。そこで塩洗顔で得られる効果や、その方法について詳しくご紹介します。

広告

塩洗顔とは?

塩洗顔とは、塩を使って洗顔することをいいます。そうはいっても塩を直接顔に塗るのではなく、ペースト状にしたり、塩水にして使います。洗顔料や石けんに塩が配合された商品も販売されていますが、家にある塩を使って手軽にすることができるので、コストもかかりません。

塩洗顔は、ハリウッド女優が塩洗顔をしているとコメントしたことから話題となり、実際に試してみて塩洗顔で肌がきれいになったという声も多く上がっており、注目の洗顔方法です。

低コストで美肌が手に入る「塩洗顔」の5つの効果とやり方

塩洗顔の効果

塩洗顔が肌をきれいにしてくれる理由について、詳しくご紹介します。

スクラブ効果

塩の粒子は細かく、毛穴にまでしっかり入り込むことから、詰まっている皮脂や角質を落としてくれるスクラブ効果があります。

殺菌効果

漬物など保存食にかかせない塩には殺菌効果があり、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を防いでくれます。

代謝効果

塩には発汗や代謝をうながす効果があり、塩洗顔することで老廃物を排出しやすくなります。

角質を溶かす効果

古くなった角質を柔らかくしてくれる効果があるので、顔だけでなく角質がたまりやすいひじなど体全体に使うこともできます。また古い角質をはがしてくれるため、新陳代謝を活発にし、血行を改善する効果もあります。

むくみを取る効果

塩洗顔で浸透圧が働くことで、水分が塩分に吸い上げられます。これで顔の余分な水分が排出され、血行を改善する効果、むくみを取る効果があります。

広告

塩洗顔のやり方

塩洗顔を始める前にしておきたいこと、そして塩洗顔の方法についてご紹介します。

塩洗顔を始める前に

パッチテストをしておく

塩洗顔をする前に、まずパッチテストを自分でやってみましょう。肌が敏感な人などは塩洗顔が合わないこともありますので、注意が必要です。パッチテストは塩を水に溶かし、その水を腕の内側に塗ります。そのまま1日様子を見てから塩洗顔を始めましょう。

メイクを落としておく

塩にはメイク落としの効果はありませんので、化粧は落としておきましょう。そのまま塩洗顔をすると、肌荒れの原因となります。

塩はなんでもいい?

家にある塩を使っても問題ありません。できれば無添加のもの、またミネラル成分の多いものを使うのがおすすめです。肌に合うものをいろいろ試して見つけましょう。また表示成分で塩化ナトリウムと表示があるものは、安価ですが精製されているので刺激が強く感じられる場合もあります。

塩をペーストにして使う方法

洗顔料に混ぜる方法もありますが、より塩の効果を引き出すためには、そのまま使う方法がおすすめです。ただし直接肌に塩をつけるのは刺激が強すぎるので、塩ペーストにしましょう。

小さじ1杯の塩に、ぬるま湯を少しずつ加え、ペースト状にします。これを顔につけてマッサージします。洗い流すときにはこすらないようにし、たっぷりのぬるま湯で落とし、タオルでおさえるように拭きます。

ぬるま湯に塩を溶かして使う方法

洗面器にまずぬるま湯を入れ、あとから塩を入れていきます。少し溶け残るぐらいまで入れていきましょう。よく混ぜてからぬるま湯を顔になじませます。こすらず、洗うときには塩の入っていないぬるま湯をたっぷり使ってすすぎましょう。

低コストで美肌が手に入る「塩洗顔」の5つの効果とやり方

塩洗顔をするときに注意すること

塩洗顔は多少なりとも肌に刺激となりますので、以下のことに気をつけてするようにしましょう。

塩洗顔は毎日はしない

肌に負担がかかりますので、塩洗顔は週に1度程度にしておきましょう。

塩洗顔のあともう一度洗ってもいい?

塩洗顔だけで古い皮脂や角質は取れるので、二度洗いは必要ありません。

スキンケアはいつも通りやっても大丈夫?

塩洗顔をすると、いつもの洗顔料を使ったときとは違い、肌がしっとりしていることを感じられます。しかしそのままにしておくと乾燥してしまいますので、いつもと同じようにスキンケアはしっかりしておきましょう。

低コストで美肌が手に入る「塩洗顔」の5つの効果とやり方

こんなときには塩洗顔はNG!

天然素材である塩を使った塩洗顔は、肌に優しく汚れをしっかり取ってくれますが、肌の状態によっては使わない方がいいこともあります。

炎症があるときや肌がカサカサしているときには使わない

ニキビや吹き出物を改善する効果もある塩洗顔ですが、炎症を起こしているときや、肌がかさついているときには刺激となって悪化することがあります。殺菌作用はありますが、状態をよく見てから使うようにしましょう。

赤みが出たときにはやめる

パッチテストで大丈夫だったとしても、使っていて赤み刺激を感じるようならやめておきましょう。

ムダ毛処理をしたあとにはしない

カミソリを使ったあとは、肌がダメージを受けているため、塩でさらにダメージを受けてしまいます。

生理周期の時期によっては、肌が敏感になっているときがあります。そういったときにはいつも感じない痛みや肌がぴりぴりするといったことも起きますので、そういった時期には塩洗顔をしないようにしましょう。

またアトピー敏感肌の人には、塩洗顔は刺激が強いことが多く、逆に症状を悪化させてしまうこともあります。塩が配合された洗顔料や石けんを試してみる方法もありますが、使ってみたいと考えているなら、病院で相談してから試すようにしましょう。

広告
低コストで美肌が手に入る「塩洗顔」の5つの効果とやり方