肩こりにはストレッチがおすすめ!

肩こりにはストレッチがおすすめ!

肩甲骨のマッサージが肩こりに効果的ということを知っていましたか?1日中パソコンに向かって仕事をしたり、運転や家事など肩がこる原因はたくさんありますよね。

肩こりを解消するには肩を揉めば良いと考えがちですが、肩甲骨を揉みほぐすことで肩こりが楽になることがあるのです。肩こりと肩甲骨にはどのような関係があるのか早速見ていきましょう。


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肩甲骨と肩こりの関係

肩甲骨は背中側の肩の下にある三角形の形をした骨のことを言います。肩甲骨は肩の下にあり腕や肩などを動かす働きがありますが、肩甲骨周囲の筋肉が凝ると肩こりとなってしまいます。

肩甲骨を動かす筋肉には僧帽筋や肩甲骨を上に引き上げる肩甲挙筋、肩を前に出す時に動く前鋸筋(ぜんきょきん)などが関係していますが、前かがみの姿勢をとっていると肩甲骨周囲の筋肉が固まってしまい肩こりとなってしまうのです。

スマートフォンやパソコン操作などは前かがみの姿勢になりやすく、血行不良や筋肉の疲れ等が起こりやすい状態ですが、肩甲骨周辺の筋肉にも影響をおよぼします。

肩こりにはストレッチがおすすめ!

肩甲骨はがしの効果

肩こりを解消する方法に「肩甲骨はがし」というものがあります。肩こりの場合、肩を揉みほぐせば解消されることもありますが、肩を揉んだだけでは凝りがほぐれないときに実践すると効果があります。

肩こりを解消するだけではなく、さまざまな効果が得られると定評がありますが、どのような効果が得られるのでしょうか。

肩こりに効果的

肩こりは、肩だけの筋肉ではなく、肩周辺の筋肉も凝って起こります。肩ほぐしをすることで血流が良くなり肩こり解消に役立ちますよ。

姿勢が良くなる

パソコンを使用するデスクワークは前かがみの姿勢になり、肩こりを引き起こしてしまいますね。肩甲骨はがしを行うと自然と姿勢も良くなり背筋がピンッと伸びるようになります。

リンパの流れがスムーズになる

肩甲骨はがしは血流を促し、リンパの流れも良くなります。筋肉の動きも高まることから冷え性や浮腫みなども改善されます。

リンパや血液の流れも改善されることから胸周辺の筋肉が鍛えられてバストアップも期待できますね。

顔のシェイプアップ

肩甲骨と顔は関係がないと考えてしまいますね。肩甲骨の筋肉が固まると顔の筋肉も凝って顔がたるんだり、浮腫みや顔色が悪くなることもあります。

リンパの流れが良くなり、血行が良くなることから老け顔などの解消にも繋がります。

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肩甲骨はがしのやり方

肩甲骨はがしにはさまざまな効果があることが分かりましたが、どのように行えば良いのでしょうか?間違った方法では効果も半減してしまいますよね。正しい方法を紹介します。

基本の肩甲骨はがしの方法

1.肘を下に下げるように曲げましょう。そして、指先を右と左の肩につけるようにします。
2.指先は肩にしっかりつけたままで、内側と外側にそれぞれ各5回ずつ回します。

座った姿勢で行う肩甲骨はがしの方法

1.両肘は肩の高さになるように曲げます。そして手は鎖骨の辺りに置くようにしましょう。
2.両肘は上げられるところまで上げて肩甲骨を引きあげるようにします。
3.両肘の高さはそのままにして約5秒間で肘を後方に引くようにします。この時、肩甲骨を引き寄せるような気持ちで行います。
4.肩甲骨が寄ったと思ったら肘を下げて力を抜きます。
5.この繰り返しを5回行うと良いでしょう。

寝ながら行う肩甲骨はがしの方法

1.膝を立てて仰向けに寝ます。膝を立てることで腰に負担がかかりませんね。
2.手の平を下にして肩と指先を床につけ、肘を肩の高さに引きげます。
3.両方の手で円を描くように内側に動かして腕を下に下げます。
4.今度は3と同じように外側に両手で円を描きながら、肩の高さまで上げていきます。
5.この動作を内回り、外回り各10回ずつ行います。

タオルを使う肩甲骨はがしの方法

1.床に座ります。タオルの両端を持って頭の上でストレッチするようにします。
2.頭、首を通過しながら肘を曲げて下に下ろします。
3.最後に頭の位置までタオルがくるようにします。

肩こりにはストレッチがおすすめ!

まとめ

肩こりがひどいという方は、肩甲骨のストレッチを行うことで肩こりが解消されるでしょう。スマートフォンやパソコンでの作業は目を使ったり、姿勢が悪くなって肩こりを引き起こしてしまいます。

肩甲骨はがしはオフィスでも簡単にできる方法なので定期的に休み時間をとって実践するのも良いですね。

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