「ヨーグルト断食」という美容法を聞いたことがありますか?
「断食」と聞くとストイックなダイエット法を思い浮かべるかもしれませんが、最近ではプチ断食のブームで随分とハードルが低くなりました。
ヨーグルト断食は週末にだけ行う断食で、ダイエットはもちろんデトックスや肌に良いプチ断食です。ヨーグルトを使うため、健康面でも安心できます。
月に1度だけで良いので手軽にはじめられますよ。
今回はヨーグルト断食の方法と効果をご紹介いたします。
ヨーグルト断食とは?
ヨーグルト断食とは、月に1回土日の食事をヨーグルトで置き換える断食方法です。
土曜日の3食と日曜日の朝昼をヨーグルトにして、デトックスや自律神経のリセットを目的とする断食です。
ヨーグルトと豆乳もしくは野菜ジュースを1食とし、日曜日の夜から徐々に通常の食事に戻します。
ストレスなどで乱れた自律神経の働きをリセットし、腸内環境を改善する効果が得られます。
ヨーグルトの作用により美肌効果もあり、ダイエットと美肌作りを両方実現できる美容法です。
断食は約2日間と期間が短く、ヨーグルトなら抵抗感なく美味しく食べられるので、誰でも気軽に取り入れられますよ。
なぜヨーグルトなの?
断食は体内の固形物を一旦取り除き、自律神経の働きをリセットすることが目的です。
”固形物を取り除く”ために液状の食べ物が良いのですが、飲み物だけだと断食を続けるのは大変です。食べやすい味かつ食べ応えのあるヨーグルトが向いています。
また、ヨーグルトには乳酸菌をはじめタンパク質・脂質・ビタミンが含まれており、栄養を摂ることができるため断食に適した食べ物なのです。
「飲み物だけ」「流動食だけ」と言われるよりも、ヨーグルトの方が随分とチャレンジしやすいですよね。
ヨーグルト断食の効果
ヨーグルト断食には様々な効果があります。中でも便秘解消効果と自律神経を整える効果は女性に嬉しいポイントですね。
便秘の解消
発酵食品のヨーグルトは腸内環境を改善する乳酸菌が含まれています。中には乳酸菌が「生きたまま腸に届く」ヨーグルトもあり、腸内環境にダイレクトに影響します。
乳酸菌により腸内の悪玉菌が減り、便通を促す作用があります。普段から便秘持ちの人は、便秘を解消するだけでも体重の減少やぽっこりお腹改善が見込めますよ。
また、お腹に優しいヨーグルトと豆乳だけを食べるので、毎日働いて疲れた胃腸を休ませることができます。
腸内の要らないものを排出し、胃腸の休養まで取れるのです。
自律神経をリセット
ヨーグルト断食の主な目的は「自律神経のはたらきをリセット」することです。
断食で消化器官から固形物を取り除き、自律神経のはたらきを整えます。脂肪の燃焼や老廃物の排出は自律神経がコントロールしており、そのはたらきを整えることで痩せやすい体に近づきます。
美肌効果
ヨーグルトにはビタミンやミネラルなど、肌に必要な栄養素が含まれています。
自律神経や腸の働きを高めたところでビタミンなどを摂取できるわけですから、肌の代謝が高まり美肌効果が期待できます。
断食によって、体の内側でも外側でも「要らないものを排出してリセットする」活動が行われます。
ヨーグルト断食のやり方
ヨーグルト断食は2日間でできる短期間の断食です。土日の2日間を月に1度行うだけ。
2日目の夜以降は徐々に食事量を増やし、ゆっくりと通常量に戻します。
やり方は簡単なので今週末にでもやってみてはいかがでしょうか。
1.初日は3食ともヨーグルト
初日は朝食・昼食・夕食すべての食事を「ヨーグルト」「豆乳か野菜ジュース」にします。
・ヨーグルトを150g
・豆乳もしくは野菜ジュースを200-400ml
この2つを一緒にとります。
ヨーグルトの合間にはミネラルウォーターなどでしっかり水分補給するのを忘れないようにします。
ヨーグルトと飲み物は、砂糖が入っていないものが望ましいです。メーカーや種類は問いません。
プロバイオティクス系のヨーグルトなら腸内環境への効果が高まります。
2.翌日は朝昼にヨーグルト
2日目は朝食・昼食に「ヨーグルト」「豆乳か野菜ジュース」をとります。
夕食はおかゆなど消化に良い食べ物を少し食べます。急に食べる量を増やすと胃腸の負担になってしまうので、2日目の夜から少しずつ通常の食事をとって慣らしていきましょう。
ヨーグルト断食のポイント
断食中は”体内が綺麗に循環している”、”胃腸がゆっくり休んでいる”など、ポジティブなイメージを持ちましょう。
良いイメージをすることで空腹感に打ち勝つことができます。
また、ヨーグルトはプロバイオティクスという「乳酸菌が生きたまま腸に届く」タイプを選ぶと、より胃腸への作用が上がります。