お肌が疲れている時には、乾燥やニキビ、くすみなど、様々な肌トラブルがつきものです。
自分でも気になっているのに、周りから「顔色が悪いよ」と言われるとさらにショックですよね。
肌トラブルを放置すると、シワやシミなど肌の老化を促してしまいます。疲れたお肌は早めにケアしたいものです。
お疲れ肌に使えるのがオロナイン。
オロナインに水を混ぜた「水溶きオロナイン」が注目されています。美容研究家の佐伯チズさんが実践していることで有名になりました。
簡単なので家にあるオロナインでやってみてはいかがでしょうか。
今回は水溶きオロナインの効果と使い方を紹介します。
水溶きオロナインとは?
水溶きオロナインとは、オロナインに少量の水を混ぜて保湿のお手入れの為に使用するものです。化粧水や乳液のように顔全体に塗って使います。肌荒れの箇所によっては体に使うことも可能です。
乳液状にすると伸びが良くなり、まんべんなく広げることができます。
水溶きオロナインは従来のようにニキビや傷を治療するためではなく、肌の保湿や肌荒れ改善が目的です。
疲れたお肌へのスペシャルケアとして取り入れたい美容法です。
美容研究家の佐伯チズさんが著書の『新 美肌革命 – 大人の女性の「素肌」と「心」の磨き方』で紹介し、お疲れ肌に悩む女性の間で話題になりました。
オロナインの効果
オロナインは、正式名称を「オロナインH軟膏」といい、白い親水性軟膏です。
殺菌作用のあるクロルヘキシジングルコン酸塩を配合し、皮膚疾患や傷の治療など皮膚のトラブル全般に使える頼もしい軟膏薬です。薬局やドラッグストアならどこにでも売っているので、常備してある家庭も多い身近な存在です。
主な効能は
・吹き出物
・ニキビ
・火傷
・水虫
・あかぎれ
・しもやけ
・傷
・ひび割れ
など、肌の炎症や傷の治りを促進します。
ステロイドは入っておらず、家族で使える軟膏です。
古くからある老舗軟膏ですが、近年毛穴の汚れが取れると流行し、一時期は品薄になるほどの人気でした。
毛穴の汚れに関しては、オロナインにオリーブオイルが含まれており、クレンジングと同じような作用があります。
そんなオロナインがまたも脚光を浴びたのが「水溶きオロナイン」という使い方です。
水溶きオロナインの効果
オロナインは本来軟膏薬なので、肌の炎症や傷を治してくれます。
それに加えて、水溶きオロナインは肌への保湿及び肌荒れ改善に良いと期待されています。
オロナインにはサラシミツロウ・オリーブオイル・ワセリン・グリセリンなど、保湿作用のある成分が配合されており、保湿力の高い軟膏です。
もちろん、本来は外傷薬ですから乾燥や肌荒れでできた傷も治療してくれます。保湿と肌荒れ治療に使えるなんて、一石二鳥ですね。
ニキビ、肌荒れ、くすみなどのお疲れ肌が治ったと口コミで評判が広がっています。サイズ展開が豊富で持ち歩くこともできるのも手軽で良いです。
肌が疲れている時のトラブルを一気にケアしてくれるという点が人気の理由です。
水溶きオロナインの作り方と使い方
水溶きオロナインの作り方はとても簡単。オロナインと精製水を用意するだけです。早速作ってみませんか。
水溶きオロナインの作り方
水溶きオロナインの作り方は、「手に取ったオロナインに精製水2-3滴を混ぜる」だけです。水溶きと言うネーミングなのでたっぷりの水を入れてしまわないよう注意しましょう。
精製水を使うのは、不純物の少ない水だからです。薬局やドラッグストア、コンタクトレンズショップなどで100円程度で販売しています。目薬や救急手当用品のコーナーに並べてありますよ。
目安としてはオロナインの伸びが良くなり、匂いが薄く感じる程度です。
水溶きオロナインの使い方
スキンケアの初めに化粧水代わりに塗るのがスタンダードな使い方です。手のひらに広げて顔全体に伸ばします。
他にも化粧水で肌を整えた後に乳液代わりに使うと、肌に潤いの蓋をすることができますよ。
顔全体に薄く伸ばしてぐっすり眠ると、翌朝の肌がしっとりするのが実感できます。肌がしっとりしていれば化粧ノリが良くなり、顔色も安定しますね。
ただし、オロナインは保湿用のクリームではないため、肌の疲れが気になる時のスペシャルケアとして使用しましょう。
水を加える利点
水溶きオロナインは肌への効能に加えて、伸びが良くなり匂いが薄くなるという利点があります。
医薬品ですから、オロナインには独特の香りがあります。水を加えて伸ばすことで香りが弱くなり、使いやすくなります。
体にも使える
オロナインは皮膚のお薬。そのため顔だけでなく体にも使えます。
日焼けや乾燥でカサカサになってしまった腕や足、ガサガサしているかかとなど、肌トラブルが起きた箇所に水溶きオロナインを塗ります。
水溶きオロナインにすれば、範囲が広くても綺麗に広げることができますよ。
体に使う場合も、肌荒れが気になる時にだけ使うようにしましょう。