爪が乾燥する4つの原因と保湿ケア方法

爪が乾燥する4つの原因と保湿ケア方法

自分でも気になりますが、いがいと他人からも見られる部分が爪です。お手入れをせず放置された爪は乾燥してしまっています。

では、乾燥した爪はどんな状態になってしまっているのかをご紹介いたします。また、その原因や保湿するにはどうすればいいのか、ケア方法なども併せてご紹介いたします。この機会に爪のお手入れも始めてみましょう


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乾燥した爪ってどんな状態?

お肌と同じように、爪も乾燥します。乾燥した爪は固くなり割れやすくなっています。光沢もなくなってしまっています。乾燥した爪が引き起こす主な症状がいくつかありますので、ご紹介いたします。

欠ける

年を重ねると爪が薄くなるのですが、その上乾燥した状態だと、非常に欠けやすくなってしまいます。ちょっとした衝撃でもすぐに欠けてしまいます。

縦に線が入る

若いのに爪に縦の線が入っていると、乾燥しているサインです。加齢とともに縦線が目に付くようにはなってくるのですが、あくまでもそれは年齢を重ねた場合です。まだまだ若いのにこういった症状がみられるときは、しっかりとケアしてあげないといけません

凸凹している

乾燥状態になると、表面が縦に凸凹した状態になります。老化も原因の一つですが、乾燥も大きく関係しています。

二枚爪になる

この症状に悩まされる人は少なくありません。爪のトラブルといえばコレといってもいいほどです。もともと爪は3つの層からできています。一番表面にある背爪と呼ばれる部分が剥がれてきているのが二枚爪です。

乾燥だけでなく、血行不良や、爪の切り方なども要因となります。

爪が乾燥する4つの原因と保湿ケア方法

乾燥する原因

水仕事による皮脂不足

最近の食器洗い洗剤は、非常に洗浄力が強くなっています。お湯で食器洗いする方も多いので、水を使う時以上に手指の皮脂も一緒に洗い流されていることに。過剰に皮脂が洗い流され、手指だけでなく、爪も乾燥してしまうことになります。

また、感染症が流行する冬場などは特に手洗いをする回数も増えます。アルコール消毒なども頻繁に行うので、どうしても爪が乾燥しやすくなってしまいます。

除光液

ネイルを落とすために使っている除光液が、爪の乾燥の原因となっています。ネイルを落とすだけでなく、爪のうるおいもごっそりと落としてくれてしまっています。実際にネイルを落とした後の爪をよくみてみると、光沢もなく、乾いているような感じがするはずです。

栄養が不足している

ダイエットなどで食事制限をすると、栄養が偏り不足しがちになります。身体の中で栄養が不足すると、生きていくために必要なところに優先的に栄養を送るので、爪にまで栄養が行き届かなくなって乾燥しやすく弱い爪になります。

紫外線の影響

年中紫外線対策をしている方でも、爪は見落としがちです。爪も同じように紫外線の影響をうけるので、乾燥してしまいます。

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保湿ケアのやり方

ハンドクリーム

手に使っているハンドクリームを塗るときに、爪にもしっかりと塗りこむようにしてつけてあげます。ちょっと軽く爪をマッサージするような感じで塗るのもいいでしょう。

ハンドクリームは手洗いや水仕事をした後だけ、という方がいます。ですがそれでは不十分です。全く保湿が足りていません。手元は乾燥していないように見えても、気づいたときにクリームを塗ってあげてください。

爪に塗るときに爪だけでなく、爪の周りや根本にもしっかりと塗って、常に潤っているような状態にしてあげることが大切です。「塗りすぎ?」と自分でも思ってしまうくらい頻繁に塗ることがおすすめです。

ネイルケアオイル

ネイルケアをする為の商品の中に、乾燥などでダメージを受けた爪を修復し、強くしてくれるものがあります。そういったネイルケアオイルを使用することで、乾燥を改善し、爪を守ることもできます。

ワセリン

お肌の乾燥に使用するあのワセリンです。これを爪の保湿に使用することができます。入浴後に爪やその周辺、根本にしっかりと塗りこみマッサージをします。さらに寝るときに手袋をすることで、効果もアップします。

日中ワセリンを爪に塗ると、べたつきが気になる方も多いはずです。そういった時は、お手持ちのハンドクリームに少し混ぜて使うと、べたつきも最小限に抑えられます。

爪が乾燥する4つの原因と保湿ケア方法

乾燥予防の為にすべきこと

爪の保湿ケアは大切ですが、保湿ケアをしても乾燥しやすいことをしていては何の意味もありません。保湿ケアと併せて、乾燥予防も必要です。

水仕事は手袋を利用

水仕事をする時は、ゴム手袋を利用して爪や手を保護してあげましょう。そうすることで、過剰に皮脂やうるおいを落としてしまうこともなくなり、乾燥を防ぐことができます。

就寝時の手袋

室内が乾燥していると、寝ている間の爪も乾燥していきます。ハンドクリームやワセリンなどで、しっかりとマッサージをしながら保湿ケアをして、手袋をして寝るようにしましょう。そうすることで、翌朝の爪は潤いのあるものとなっているはずです。

除光液選びにも注意

除光液には、「アセトン」という成分が含まれています。この成分がネイルやラメなどをきれいに落としてくれる成分になっています。ただ、この成分は爪の油分や水分を根こそぎ奪ってしまいます。

除光液を選ぶときには、「アセトンフリー」のものを選ぶことをおすすめします。香りも抑えられていますし、爪があまり白くなりません。ただし、ラメ入りのネイルや落ちにくいものは、アセトンフリーのものでは落としにくいというデメリットがあります。

アセトンフリーのものは、薄くぬったネイルを落とすのに適していますので、上手に使い分けるようにしましょう。

紫外線から守る

お肌と同じように、爪も紫外線から守ってあげることも必要です。外出時の日差しが強い時間帯は、紫外線カット効果のある手袋などがおすすめです。

栄養バランスを意識する

爪に必要な栄養素は「たんぱく質」「ビタミンB2」「ビタミンA」「鉄」「ビタミンE」「コラーゲン」などになります。これだけをとっていればいいということではありません。これらを意識してとるようにしながら、栄養バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。

サプリメントなども上手に活用して、しっかりと必要な栄養素を補給してあげるようにしましょう。

女性の手元は見られています。ネイルでいつもきれいに見せるのもいいのですが、やはりネイルをしていないときでもきれいな爪の方がいいですよね。そういった女性の方が、きちんとしている印象を周囲に与えることができます。

日頃から意識して爪を乾燥から守ってあげてくださいね。

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