髪の毛にダメージがあると、髪にツヤがなくパサついてまとまりがありません。
髪の毛のダメージは外的要因だけでなく、食生活も関係してきます。髪の毛に良い食べ物を食べて、キレイな髪の毛を手に入れましょう!
髪の毛にダメージがあると・・・
髪の毛は、摩擦、紫外線、カラーやパーマなどの様々な要因でダメージを受けてしまうと、自己修復力がないので、お手入れをしたり、髪の毛の栄養に良い食事を心がけることで、ある程度ダメージの進行を遅らせることが出来ます。
ですが、傷んだままそのままにすると、手触りが悪くなり、ツヤがない、パサパサしてしまう、まとまらない、枝毛が多くなるなど見た目も良くありません。
また、切れ毛が増えてしまうと、せっかく髪の毛を伸ばしたくてもなかなか長くなりません。コーミングの際にも引っ掛かりやすく、切れ毛も増えやすくなってしまいます。
傷んだ髪の毛では、あんなパーマをかけたい、今度はこんなカラーにしたい、縮毛矯正もかけたいとなった時に、傷みがなければ出来る施術もキレイにかからず施術できなくなってしまうこともあります。
ツヤのある髪の毛は、パーマをかけてもキレイにリッジが出てツヤのあるキレイなカールが出ます。印象も変わってきます。健康そうに見えたり、良い食事を心がけていそう、お手入れをきちんとしていそうに見えます。そうです!きちんと感が断然出ますよ!
髪の毛に必要な栄養素とは?
タンパク質
髪の毛はタンパク質の一種、ケラチンで出来ています。タンパク質は体内で作ることが出来ないので、食事から摂取することになります。
タンパク質は、魚、肉、豆類、卵、乳製品などに含まれます。
亜鉛
亜鉛はミネラルの一種で、摂取したタンパク質を髪の毛に形成する際に必要になります。亜鉛が不足すると、いくらタンパク質を摂取しても髪の毛が育ちにくくなります。
亜鉛は、ストレス、寝不足、不規則な生活、加齢などで消費されやすくなります。また、亜鉛はなかなか吸収されにくく、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂ることで吸収率が良くなります。
亜鉛は、牡蠣、魚介類、レバー、肉類、ナッツ類、卵、乳製品などに含まれます。
ビタミンC
亜鉛の吸収を高めてくれます。
ビタミンCは、レモン、キウイ、アセロラ、イチゴ、ブロッコリーなどに含まれます。
ビタミンE
ビタミンEは血行促進効果があるので、頭皮の血行を良くすることで髪の毛の成長に必要な栄養を頭皮に行き渡らせてくれます。
ビタミンEは、ナッツ類、モロヘイヤ、オリーブオイル、鮎、ウナギなどです。
髪の毛に良い食べ物
牡蠣
牡蠣はタンパク質や亜鉛が豊富です。牡蠣フライとして、レモンをかけて食べれば、ビタミンCも摂取出来るので、亜鉛の吸収も良くなります。
鶏肉
高タンパク低脂肪な肉として鶏肉が挙げられます。オリーブオイルで焼くことで、血行促進に効果的なビタミンEも摂取出来ます。
海藻類
ワカメ、ひじき、もずくなどの海藻類は、髪の毛に良さそうですね。
確かに海藻類にはヨードが含まれているので、このヨードは甲状腺の働きを促進させて、髪の毛の発育を促してくれます。
バランス良く食事を摂る
髪の毛はケラチンというタンパク質で出来ているから、タンパク質をたくさん摂れば髪が育つに違いないというのは間違いではありませんが、そのタンパク質を髪の毛に生成する為に亜鉛が必要であり、その亜鉛の吸収率を上げるにはビタミンCやタンパク質が必要になってくるのです。
偏らずバランス良く摂ることが大事ですね。
また、食事を摂る時間もバラバラだったり、夜遅く食べたりすることで消化器系に負担がかかり、栄養が効率よく吸収されにくくなってしまいます。これは、同じ食べ物を食べている家族でも、規則正しい時間に食べている人と不規則に食べている人では差が出てしまうということです。
栄養を届けるためには「頭皮マッサージ」も必要
頭皮が固く血行が悪いと、髪の毛が育つのに必要な栄養素が頭皮に行き渡りにくくなってしまいます。
その為には、せっかく食事に気を付けても栄養が行き渡らないのでは残念なので、頭皮マッサージをして頭皮の血行を良くして栄養を届けてあげることが必要です。
お風呂にゆっくり浸かりながら、頭皮をマッサージします。これを毎日続けます。5分程出来るといいですね。方法は両手の5指を使って、揉捻したり、弾くように指を動かすと良いでしょう。頭皮全体に万遍なく行うようにします。頭皮がポカポカしてくると、血行が促進されているので、髪の毛も育ちやすくなります。
一度ダメージを受けて枝毛になってしまった髪の毛は残念ながらくっついたりすることは出来ません。トリートメントで多少感触を良くすることは出来ます。感触が悪く、枝毛が多いなら思い切って一度切ってしまってから伸ばしていくほうが良いでしょう。
あとは、先ほど挙げた髪の毛の発育に良い成分を意識しながら食事をして、キレイな髪の毛を育てていきましょう。