毎日のお風呂で髪を洗う時に、何を使っていますか？多くの女性は、シャンプーの後にコンディショナーを使っているのではないでしょうか。指通りもよくなり、香りもいいものがたくさんありますので、癒し効果もありますよね。ヘアケアに時間もコストもおしまない女性は、シャンプーのあとにトリートメントをして、仕上げにコンディショナーを使っているという方もいらっしゃいます。
ところで、みなさんはコンディショナーの役割をご存知でしょうか？案外知らない方も多いようですので、トリートメントとの違いや、正しい使い方なども併せてご紹介いたします。
コンディショナーの役割って何？
コンディショナーとは、多くの方は「リンス」と呼んでいるものの事です。このコンディショナーは、髪の表面を保護するという役割があります。
シャンプーをした後の髪は、キューティクルも開いている状態です。このままドライヤーなどで乾燥させてしまうと、髪を傷める原因となってしまいます。シャンプーの後にコンディショナーを使うことで、髪の一番表面のキューティクルを保護して、熱や刺激などから髪を守ってくれます。また指通りもよくなり艶のある髪にしてくれます。
コンディショナーを使うことで、静電気をおきにくくすることができ、柔らかでしっとりとした髪にすることができます。さらに、コンディショナーには、髪の脂質を補い、しっとりさらさらした気持ちの良い髪にしてくれる効果があります。
ただし、注意していただきたいのは、コンディショナーをは毛先を中心につけるもので、頭皮につけてしまうと、毛穴の詰まりの原因となってしまいます。コンディショナーを頭皮に付けないよう、気をつけましょう。
トリートメントとの違い
トリートメントとコンディショナーは、全く別物です。役割も違いますので、まずはそれぞれの役割についてご紹介いたします。
１．トリートメント
髪の内側に浸透して、ダメージを修復するという役割があります。トリートメントの種類によって、髪質のコントロールが可能な物もあります。
２．コンディショナー
先にも書かせていただきましたが、髪の表面を油分の被膜でガードして、乾燥を防ぎ、艶のある髪にしてくれる役割があります。
トリートメントは、髪の内側まで浸透してくれるものですが、コンディショナーは髪の表面を覆うという役割になります。毎日のケアにコンディショナーは欠かせないものです。トリートメントは、髪が傷んできたきたり、カラーやパーマなどをした時などに、スペシャルケアとして使う物になります。
コンディショナーの正しい使い方
毎日なんとなく使っているコンディショナー。正しい使い方をされていますか？わかっている方、実践している方も多いかもしれませんが、ここであらためて、コンディショナーの正しい使い方をご紹介いたします。
１．シャンプー後の髪の水分をタオルでしっかりととる。このとき、ゴシゴシ髪をこすることなく、タオルで髪をはさんで、ポンポンとたたくような感じで優しく水分をとってください。
２．コンディショナーを毛先から付けていき、全体にのばしていきます。この時、頭皮にリンスをつけないように注意してください。
３．蒸しタオルなどで髪を包んで５分程度おきます。
４．しっかりとリンスを流してください。
リンスが終わった後、ドライヤーをする前に、洗い流さないトリートメントをつけることで、さらにドライヤーの熱から髪を守り、乾燥対策にもなります。
コンディショナーを使う際の注意点
コンディショナーを使うことで、髪を乾燥や刺激から守り、しっとりサラサラとした指通りのいい艶のある仕上がりになります。ですが、使う際に注意することがいくつかありますので、ご紹介いたします。
１．頭皮につけない
先にも書かせていただきましたが、頭皮にコンディショナーをつけてしまうと、毛穴をふさぐ原因となります。毛先を中心に、毛髪部分にだけつけるようにしましょう。
２．水分をとってからつける
シャンプー後のびしょぬれの髪に付けては、コンディショナーの本来の効果を得ることができません。軽くでいいので、水分をタオルなどで優しく拭いてからコンディショナーを付けるようにします。
３．しっかりすすぐ
コンディショナーは軽くサッと流すだけでいいと思っている方が以外に多いようです。ですが、やはりしっかりとすすぐ必要があります。シャンプーの時のようにゴシゴシする必要はありませんが、しっかりとシャワーでコンディショナーを流しましょう。
最近は、コンディショナーの後に、洗い流さないトリートメントを使うことを習慣づけている女性が増えています。日中も季節を問わず乾燥対策が必要になってきていることから、朝の支度の際に付けられているようです。朝付けると、髪の乾燥を防ぐことができるだけでなく、好きな香りに包まれて、気分よく出かけることができるのではないでしょうか。
美しい髪を育てる為にも、日々のケアとしてコンディショナーを正しく使うことをおすすめします。
