毎夕発生「髪のべたつき」を予防するシャンプーのポイント5つ

毎夕発生「髪のべたつき」を予防するシャンプーのポイント5つ

 

毎日しっかりシャンプーしているのに、夕方になると髪がベタつくという悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

髪がベタベタしているとせっかくふんわりとセットしたヘアスタイルも台無しですし、何より周りの人の目が気になってしまいますよね。

そんな髪のべたつきの原因は、あなたのヘアケアによるものかもしれません。

「髪がベタつくから」と一生懸命にシャンプーをしたりあの手この手でケアしていても、そのケアの仕方が間違っていると、せっかくのケアもまったくの逆効果になってしまうんです。

夕方になると髪がベタついてしまう原因や、髪のべたつきを予防するシャンプーの5つのポイント、シャンプー以外でも心掛けたいことについてご紹介します。

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夕方に髪がべたつく原因

髪のべたつきの原因は、皮脂の過剰分泌です。

皮脂は頭皮の乾燥を防ぐために必要不可欠なものですが、多過ぎる皮脂は髪をベタつかせてしまうんです。

皮脂の過剰分泌の原因としては、以下のようなものが挙げられます。

シャンプーのやり過ぎ

髪がベタつくからと一生懸命シャンプーをしている方。そのシャンプーがべたつきの原因になっているんですよ。

皮脂は、頭皮を乾燥や外部刺激から守るはたらきを持つ頭皮には必要不可欠なものです。

べたつきを防ごうとシャンプーをやり過ぎると頭皮を守るために必要な皮脂まで取り去ってしまい、それを補うためにより多くの皮脂が分泌されるという悪循環に陥ってしまうんです。

それにより、日中に過剰分泌された皮脂が原因で、夕方には髪がベタついてしまうというわけです。

特に朝シャンをしている方は要注意

頭皮をはじめ、全身の肌サイクルは夜眠っている間に正常な状態に整えられます。

しかし、夜汚れを落とさないまま寝て朝髪を洗う生活スタイルは肌サイクルを乱し、余計を分泌させてしまいます。

シャンプーは夜寝る前に行い、肌サイクルを整えましょう。

トリートメントの使い方が悪い

髪全体を美しくしたいからと、髪の根元にまでトリートメントを付けてしまっていませんか?

毛先は非常に乾燥しやすく傷みやすいためトリートメントが必要ですが、生まれたてである根元の髪は違います。

それどころか、根元までトリートメントを行うことで頭皮の毛穴を塞いでしまったり髪のべたつきの原因になることも。

トリートメントは、毛先から髪の毛の半分辺りまでの範囲にだけ付けるようにしましょう。

また、すすぎ残しもべたつきの原因です。シャンプーやトリートメントは髪を洗うとき以上に時間をかけるつもりで丁寧に洗い流すようにしましょう。

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偏った食生活

揚げ物や肉類を好んで食べていたり、ケーキやスイーツが止められなかったり、忙しくてコンビニ弁当やインスタント、外食に頼りがちだったりと食生活が偏っていると、その影響は髪にもあらわれてしまいます。

脂質や糖分、食品添加物などの摂り過ぎは頭皮の皮脂の過剰分泌を促してしまうだけでなく、髪そのものの健康にも悪影響を与え、薄毛や抜け毛にも繋がってしまうんです。

偏った食事は避け、できる限り自炊を心掛けて、野菜や果物を積極的に摂るようにしましょう。

運動不足

現代人はパソコン作業などのデスクワークの仕事が増加しています。そしてエスカレーターやエレベーターを使ったり、移動は車や電車など慢性的に運動不足に陥っています。

運動が不足すると体中の血行が悪くなり、末端である頭皮に十分な血液や栄養が行き届かなくなってしまいます。また、新陳代謝や免疫力も低下し、べたつきや薄毛、抜け毛が引き起こされてしまいます。

ほかにもこんな原因が

精神的なストレスや睡眠不足など不摂生な生活も、皮脂の過剰分泌に繋がります。

ほかにも、花粉や埃、様々な化学物質を体内に取り込んでしまうことで免疫力が低下し体の機能のバラスが崩れてしまう「シティスキン症候群」も、皮脂の過剰分泌に影響があるとされています。

毎夕発生「髪のべたつき」を予防するシャンプーのポイント5つ

 

髪のべたつきを予防するシャンプーのポイント

髪のべたつきを予防するためには、日々のシャンプーのやり方を見直すのが一番の近道です。

次の5つのポイントに注意すれば、頭皮の皮脂を落とし過ぎることがなくなり、髪のべたつきだけでなくニオイの予防・改善にも繋がります。

1.シャンプーの前にはブラッシング&湯洗い

髪を洗う前には、丁寧にブラッシングをして汚れや余計な皮脂を浮かせておきましょう。

また、シャンプーの前の湯洗いも重要です。

まずはお湯のみ流しながらマッサージしつつ頭皮と髪をしっかりとゆすぎましょう。頭の汚れは湯洗いだけで80%は落ちるとされており、シャンプーのやり過ぎを防ぐことにも繋がります。

2.シャンプーは1日1回

髪がベタついていると、もっと綺麗にしなくちゃと1日に何度もシャンプーをしてしまいますが、それは逆効果です。

シャンプーすればするほど頭皮の皮脂を奪い、その分たくさんの皮脂が分泌されてしまいます。

朝シャンはもうやめて、シャンプーは1日1回、就寝前に行うようにしましょう。

3.洗浄力の高すぎるシャンプーは使わない

高級アルコール系シャンプーなど洗浄力の高過ぎるシャンプーは、合成界面活性剤など髪や頭皮への負担の大きな成分が大量に含まれています。

確かに泡立ちがよく、洗いやすくて汚れ落ちも良いのですが、頭皮の皮脂を根こそぎ奪い頭皮にも髪にも大きな負担を与えるようなものは使用するべきではないでしょう。

髪や頭皮のことを考えるのであれば、できるだけ洗浄力や刺激の弱いシャンプーを使うようにしましょう。事前にしっかりと湯洗いしておけば、洗浄力の弱いシャンプーでも十分綺麗になります。

アミノ酸系シャンプーや、無添加石けんなどがおすすめです。

石けんを使用すると、洗い上がりがキシキシすることがありますが、リンス代わりにクエン酸やレモン汁を薄めたもので濯ぐことでサラサラの仕上がりになりますよ。

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4.シャンプーの使い方も見直そう

モコモコの泡が立っていないと洗えている気がしないからと大量のシャンプーを使っていませんか?

1度に使うシャンプーの量は、ポンプ式ボトルならワンプッシュ、500円玉1枚程度で十分なんです。

シャンプーと同量の水を加えて、手の中でよく泡立ててから頭を洗いましょう。

また、長く洗い過ぎるのも禁物です。2~3分を目安に、爪を立てずに指の腹で頭皮を優しくマッサージするイメージで洗いましょう。

トリートメントやコンディショナーを使う際には、根元までは付けずに毛先から半分くらいまでを目安に使い、丁寧に濯いでくださいね。

5.一番大切なのは「すすぎ」

シャンプーはしっかりと洗うことより、実はしっかりとすすぐことの方が大切なんです。

頭皮の汚れはシャンプーの前に湯洗いをすることでほとんど落ちてしまいますが、シャンプーやコンディショナーなどの濯ぎ残しがあると、毛穴が詰まってしまったり、皮脂と混ざり合うことで酸化して、髪のべたつきやニオイの原因となってしまいます。

シャンプーよりも時間をかけるくらいの気持ちで、念入りにすすぐようにしましょう。

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シャンプー以外で心掛けたいこと

夕方の髪のべたつきは、シャンプーのやり方を見直すことでかなり改善されますが、同時に頭皮のケアや頭皮に良い生活を心掛けることで、さらに効果を上げることができます。

頭皮の保湿

まず、入浴後は顔を保湿するのと同様に頭皮の保湿も行いましょう。きちんと保湿を行うことで、皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。

頭皮専用のローションやミストがドラッグストアなどで市販されています。

バランスの良い食生活

食事は和食など、野菜中心のバランスの良いものを心掛けましょう。

時には好きなものを好きなだけ食べる日があっても構いませんが、慢性的な食事の偏りや過度な食事制限ダイエットは止めましょう。

規則正しい生活

早寝早起きの規則正しい生活を心掛けましょう。

肌の調子を整える成長ホルモンは、就寝後3時間で最も多く分泌されます。しっかりと質の高い睡眠をとることで、頭皮環境もよりよく整い、精神的なストレスの解消にも繋がります。

適度な運動

日頃から適度な運動を習慣にして、汗をかくようにしましょう。

汗は老廃物や毒素を排泄するデトックス効果もあり、しっかり体を動かすことで血行も促進されます。

特に髪や頭皮に良い運動としては、水泳やランニング、ウォーキングなどの有酸素運動が挙げられます。サウナで汗を流すのも良いですね。

毎夕発生「髪のべたつき」を予防するシャンプーのポイント5つ

 

外出先でのべたべた髪対策

外出先で髪のべたつきが気になった場合は、

・濡れタオルやウェットティッシュで頭皮の脂を取る
・ドライシャンプーを利用する

といった方法で、べたつきを軽減させましょう。

緑茶や烏龍茶には皮脂除去効果や殺菌効果があるので、コットンやタオルに浸して頭皮の脂を取るのもおすすめです。

髪がベタついていると、不快なだけでなく見た目も悪く、不潔な印象を与えてしまいかねません。

日頃のシャンプーのやり方や生活習慣を見直して皮脂の過剰分泌を避け、夕方までふわふわサラサラのヘアスタイルをキープしましょう。

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