「前髪がうねってキレイに決まらない」「どんなに頑張ってもまっすぐになってくれない」と、毎朝前髪と格闘している皆さん!
そんなお転婆な前髪も、5分でまっすぐキレイにセットする方法があるんです。
コツさえ掴めば誰にでもできるちょっとしたテクニックで、あなたも明日から美容師さんにセットしてもらったような前髪を、自分で作っちゃいましょう。
髪のうねりを伸ばすアイテムはたくさんある
うねった前髪を伸ばすために使えるヘアアイテムはたくさんあります。
ヘアアイロン
天パも簡単にストレートにできる鉄板アイテム「ヘアアイロン」。
でも、暑いし手間もかかるし、何より高温で髪を伸ばすため髪へのダメージも少なくないので毎日使うのは現実的ではないかもしれません。
オイル、ミルク系のスタイリング剤
水分量が少なく髪が傷んで広がりがちの髪のうねりには、水分を補えるトリートメントやスタイリング剤が相性抜群。
オイル系なら、椿油やあんず油、オリーブオイルなどの植物性のものがおすすめです。
かわいいヘアアクセ
どうしてもまとまらないときの最終手段、ヘアアクセでの誤摩化し!
可愛いクリップなどで無造作なまとめた感を出すことができます。
実は重要な「ヘアブラシ」
ほかにも「縮毛矯正に行く」など、前髪のうねりを抑えるための色々なアイテムや方法がありますが、実は一番重要なのが「ヘアブラシ」なんです。
ヘアブラシを変えるだけで髪がしっとりツヤツヤになるんですよ。
100均やドラッグストアで買ったナイロンブラシを使っているという方、それはもう捨てちゃいましょう。ナイロンブラシは静電気が起こりやすく髪を傷めたりうねりを酷くしてしまいます。
ブラシの種類は柘植や竹のほか、豚毛や猪毛などの天然毛がおすすめです。どれもナイロンブラシと比べて、仕上がりのツヤが違うんです。
理想的なのは目の洗い柘植や竹のブラシで髪を梳かし、天然毛のブラシで仕上げを行うという2種使い。もっともっと理想を言えば、柘植や竹のブラシも目の粗さの違うものをいくつか使い分けられれば最高です。
高いものですし、そんなに色々用意できないよ!という方は、どれか1本でも十分です。「一生もののブラシを」という気持ちで選んでみてください。
こういったブラシでしっかりと丁寧にブラッシングをすることで、皮脂や水分が髪全体に行き渡り髪の一本一本が落ちついて、自然にまとまるようになるんです。
ウネウネ前髪を伸ばす方法
ウネウネ前髪を伸ばすには、ブラシの使い方も重要です。
髪を伸ばそうとただただ水で濡らしてドライヤーを使っても、あまり上手くいきませんよね。
ブラシとドライヤーを使って、上手に前髪を伸ばす方法をご紹介します。
なお、ドライヤーの熱風は髪には大きな負担になりますので、髪から20cmは離し、一部分だけに熱風が当たり続けないようドライヤーを動かしながら使うようにしましょう。
1.前髪を濡らす
まずは前髪の根元からしっかりと濡らします。このとき使用するのは水道水ではなく、精製水や寝癖直し用のミストがおすすめです。
表面だけでなく内部まで水分を浸透させることが重要です。水が下たるほど濡らす必要はないので、濡らしすぎた場合はタオルドライしておきましょう。
2.まずは手櫛でブロー
十分を浸透させたら、乾かないうちに手櫛でブローします。
ドライヤーを根元から当てながら、前髪を引っ張って伸ばしながらブローしていきましょう。
引っ張る方向は、前だけでなく、左右や色んな方向にも引っ張ります。色々な方向に引っ張ることで、髪の癖を取ってハリを作ることができます。
同様に、ドライヤーも方向を変えてしっかり当てるようにしましょう。
この時点では、まだ完璧に乾かす必要はありません。
3.ブラシでさらにブロー
手櫛とドライヤーで前髪を伸ばしたら、ブラシを使ってブローしていきましょう。ロールブラシがあれば、美容師さんにセットしてもらったような仕上がりになりますよ。
手櫛と同様に、ブラシで前髪を絡めて前や左右に引っ張りながらブローしていきます。
このとき、ドライヤーは髪の流れに沿ってあてるようにしましょう。キューティクルが整えられ、髪にツヤが出ます。
髪の流れに逆らうようにあてると、キューティクルが傷ついてしまいパサパサの髪になってしまうので要注意です。
4.髪を整え冷風で冷やす
前髪がしっかり伸びたら、好みの形に前髪をセットしましょう。ふんわりとした前髪を作りたいのなら、カーラーなどを使うのがおすすめです。
セットできたらドライヤーの冷風をあてます。
こうすることで前髪が冷やされて落ち着き形が固まるだけでなく、ツヤも出てきます。
5.スタイリング剤で仕上げる
4の時点で、もうしっかり前髪は出来上がっていると思います。
でも、セットしてすぐは完璧な状態でも、時間の経過とともに湿気や汗、強風などでせっかくセットした前髪も崩れてしまうかも……。
仕上げにワックスやオイル、ヘアスプレーなどでコーティングして、夜までスタイルがキープできるようにしましょう。
しっとり系ではなく、さらさら系がおすすめです。
ワックスやオイルは毛先を中心に付けるようにし、崩れやすいヘアスタイルのときは手で触る必要のないヘアスプレーを使うなど上手に使い分けましょう。
正しいヘアブラシと伸ばし方でウネウネ前髪とさよならしよう
忙しい朝の5分はとっても貴重!
少しでも時短したいけど、ヘアスタイルのセットだけは譲れませんよね。
健康な髪を作るためのブラシ選びや、効果的に前髪のうねりを抑えるブローで手早く完璧なセットを目指しましょう。
最初は前髪のブローにも時間がかかるかもしれませんが、慣れてくればものの5分で完了します。
バッチリ決まったキレイな前髪を一日中キープして、気分もアゲていきましょう。