そばかすを消す化粧品は?効果的な成分と選び方のポイント2つ

そばかすを消す化粧品は?効果的な成分と選び方のポイント2つ

 

大人になっても治らないそばかすがあると気になってしまいますよね。

頬にポツポツと浮かぶそばかすは、子供の頃だけでなく大人になってからできることがあります。薄い場合はメイクで隠すことができますが、目立つ場合は綺麗に消したいものです。

そばかすは色素斑の一種なので、ケアには美白成分が有効です。化粧品選びもそばかすに合うものを選ぶと良いです。ただし、間違ったスキンケアを行うと逆効果になりかねないので、きちんとそばかすに合ったケアが必要になります。

今回はそばかすの原因と、そばかすを消すための美容成分について紹介します。

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そばかすの原因

そばかすは頬の上部にできる斑点で、薄い茶色をしています。春先になると色が濃くなる性質があります。

そばかすは先天的な原因のもの、後天的な原因のものの両方が考えられます。

先天的なそばかすは幼少期からあらわれ、思春期に増加する傾向があります。しかし、思春期を過ぎると消えることもあり、大人になってから更に目立つ心配はあまりありません。

親や親族にそばかすのある人がいると、体質的にそばかすができやすいとも言われています。

一方、後天的なそばかすは大人になってから発生し、年齢とともにより目立つようになるのが特徴的です。

大人になってからできるそばかすの要因は
紫外線の影響
・間違ったスキンケア
ストレス
・ビタミンやミネラルの不足
などが考えられます。

そばかすを消す化粧品は?効果的な成分と選び方のポイント2つ

 

そばかすができるメカニズム

そばかすは「雀卵斑」というシミで、メラニン色素による色素沈着の結果です。そのため、そばかすができるメカニズムはシミとよく似ています。

まず、紫外線を浴びたり、その他の刺激によって体内で活性酸素が発生します。活性酸素が増加すると体の細胞を傷つけたり老化現象を引き起こします。

この活性酸素に刺激されたメラノサイトでメラニン色素が生成され、肌に茶色い色素が増えます。

健康な肌であれば、メラニン色素は肌のターンオーバーによって排出されますが、肌の内部に残ったままになるとシミとして沈着してしまいます。

内部に色素が沈着したのち、肌表面にまで色素が拡大するとそばかすになります。

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そばかすに効果的な美容成分

そばかすとして残ってしまうメラニン色素ができるまでにはいくつか過程があります。

紫外線を浴びると、紫外線から肌を保護するためにメラノサイトでメラニンを作る指示を出します。

そこでアミノ酸のチロシンがチロシナーゼという酵素と合成して酸化が進むことで、黒色のメラニンになります。

そのため、チロシナーゼの働きを抑えることでメラニンの生成を減らすことができます。

美白成分

チロシナーゼの働きを抑えるには、美白成分が有効です。「ビタミンC誘導体」「ハイドロキノン」など、酸化したメラニンを還元する作用のある成分がそばかすの改善にも有効です。

ビタミンC誘導体はチロシナーゼからメラニン色素になる活動を防ぐため、そばかすの進行を防ぐことが可能です。

抗酸化成分

「ビタミンC」「ビタミンB」「ビタミンエ」「ペプチド」などの抗酸化成分が、そばかすの原因になる活性酸素を取り除いてくれます。

ビタミンCとビタミンBは一緒に摂ると相乗効果が期待できるため、両方含まれているとさらに良いです。

抗酸化成分は化粧品のみならず、野菜など食べ物からも摂取できます。

保湿成分

肌のターンオーバーを促し、紫外線の影響を小さくするためには保湿が不可欠です。また、美白化粧品は乾燥しやすいものがあるので、保湿成分が一緒に含まれているものが良いでしょう。

肌表面の保湿には「セラミド」真皮層の保湿には「コラーゲン」「ヒアルロン酸」が適しています。肌がしっかりと潤っていれば、肌細胞のターンオーバーが正常になり、一定間隔で色素沈着の部分を排出することができます。

そばかすを消す化粧品は?効果的な成分と選び方のポイント2つ

 

そばかすを消す化粧品の選び方

そばかすは色素斑の一種なので美白成分の配合された化粧品を選ぶと良いです。しかし、体質的なものや先天的な要因もあるため、美白効果だけでなく総合的に”肌を健康な状態に保つ化粧品”が適しています。

チロシナーゼの活動を抑える成分が配合されている

ビタミンC誘導体など、チロシンがチロシナーゼと反応してメラニン色素になることを抑える成分が配合されているものを選びます。

「メラニン色素の生成を抑える」という条件で選別されているため、厚生労働省が認可している美白成分を基準に選ぶと良いでしょう。

ビタミンC誘導体の他には
・カモミラET
・トラネキサム酸
・アルブチン
・コウジ菌
などが認可された美白成分です。

セラミドが配合されている

細胞と細胞の間で保湿やクッションの役割を持つセラミドは、保湿成分として化粧品などに配合されています。

美白成分の配合された化粧品は、それだけだとやや乾燥しやすい傾向があります。そのため、一緒に保湿成分も配合されていることが望ましいです。

セラミドはもともと人間の体にあるものですから、肌への刺激になりにくく、自然に保湿することができます。

続けられる価格かどうか

美白成分が配合されている化粧品は、成分が高機能であるほど高価になりがちです。

そばかすの解消にはスキンケアを「続ける」ことが大切なので、続けられる価格であるかどうかも選択基準になります。

まずはトライアルキットなど手軽な価格で使用感を確かめ、使用感と価格の兼ね合いを見てから使用する化粧品を決めましょう。

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