立ち仕事に付き物の「足の疲れ」をとるためのマッサージとツボ

立ち仕事に付き物の「足の疲れ」をとるためのマッサージとツボ

 

一日立ち仕事をした足はむくんでパンパン。足も重くだるく、靴下やパンストのゴムの跡がクッキリしてたことありませんか?

このむくみどうにかしたい!出来るならむくみを少なくし、むくんでも次の日には持ち越したくない!という方、必見ですよ!

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立ち仕事で足が疲れる原因

立ち仕事で足が疲れるには原因があります。「足の裏の疲れ」「ふくらはぎの疲れ」からくるものがあります。

足の裏の疲れ

足の裏には全体重がかかっていることになります。それを支えているのは、足裏にある「アーチ構造」部分です。つまり、足の親指と小指の付け根・かかとの3点を結んだ三角地帯のことを指しているのです。

この3点を結んだ地帯では全体重を吸収するクッションの様な役目があります。

普段あまり歩かない人、足の裏の筋肉があまりない人などはこのアーチ部分の筋肉が少なく弱いので疲れやすくなります。だるく、痛くなります。立っているのが億劫になります。

ふくろはぎの疲れ

ふくろはぎもあまり使わないと血行が悪くなってコリ固まり、余分な老廃物や水分が溜まりやすくなってしまいます。特にふくろはぎは第二の心臓ともいわれるくらい、血液や老廃物・水分をポンプの様に運ぶ働きがあります。

このふくろはぎの筋肉が使われないと、血行が悪くなって余分な老廃物や水分が滞ってむくんで太い足になってしまいます。

立ち仕事の方は午後になると、足の裏が痛くなったりしませんか?また、立ち仕事でもヒールやパンプスを履かなければならない職業の方は尚更足の裏が痛くなります。

むくみも、ふくろはぎに水分が溜まれば、重くなって足を動かすのだって疲れてしまいます。

立ち仕事に付き物の「足の疲れ」をとるためのマッサージとツボ

 

足の疲労をとるマッサージ方法

その日の足の疲れ、次の日まで持ち越したくないですよね!その日の疲労はその日のうちににケアして、次の日はスッキリした足にしましょう!

いくつかマッサージをご紹介していきます!お風呂上りが効果的ですよ!

足の指マッサージ

身体の末端である足の指をしっかりマッサージしてあげることで、冷え性も解消されやすくなります。

両足の親指から小指まで行います。

1.押しながらもみほぐす

手の親指と人差し指で押しながらもみほぐします。足の指の上側・下側・側面と万遍なく行います。痛気持ち良いくらいがベストです。

2.引っ張る

手の親指と人差し指で足の指の爪の付け根をつかんで引っ張って離します。

3.クルクル回す

手の親指と人差し指で足の指の爪辺りを持ち、クルクルと回します。左に5回、右に5回という感じで行います。

ふくろはぎのリンパマッサージ

ふくろはぎは第二の心臓といわれます。むくみが溜まった足をしっかり引き上げて老廃物や水分を追い出しましょう!

1.両足首に両手を添えるように置きます。

2.強めに圧をかけながら両手で膝の裏までスライドさせていきます。

脚全体のリンパマッサージ

1.両足首に両手を添えるように置きます。

2.ふくろはぎのマッサージと同じく、膝の裏まで強めに圧をかけてスライドさせていきます。

3.膝の裏側を両親指を重ねてグッと押します。膝裏にはリンパ節があるので、ここに老廃物を入れ込むイメージで行います。

4.太ももを両手で掴んで力を緩めるを繰り返しながら太ももの付け根まで移動します。太もも全体を行います。

太ももを叩くマッサージ

1.両手の指はくっつけて、手をほんの少し丸めます。

2.太ももを右左交互にリズミカルに叩きます。

結構、腕も疲れてきますよね。二の腕にも効きそうですね!一石二鳥!?

回数の制限はないので、脚がポカポカしてくるくらいがちょうどいいですね。

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足の疲れをとるツボとツボの押し方

足の疲れをとるツボを2つご紹介します。

承筋(しょうきん)

1.ツボの位置

膝の裏のしわから10cm程下がった位置の中央にあります。押してみると痛い場所です。

2.効果

足のむくみ、足のだるさ、足の疲れからくる痛みなどに効果的です。

3.押し方

両手の親指を重ねてグッと強めに押します。

湧泉(ゆうせん)

1.ツボの位置

足でじゃんけんのグーをしてみて下さい。この時に凹んだ場所が「湧泉」です。真ん中辺りの母指球の横辺りですね。

2.効果

むくみ、冷え性、イライラ、生理痛、腰痛、不眠、胃の痛み、高血圧、肌荒れ、美髪、更年期障害、抜け毛、歯痛、成長痛などに効果的です。

3.押し方

両手の親指を重ねてグッと強めに押します。

立ち仕事に付き物の「足の疲れ」をとるためのマッサージとツボ

 

足を疲れにくくする対策

立ち仕事がつらい、足が疲れにくいようにしたい!そんな方はいくつか対策を挙げるので試してみて下さい。

インソールを使う

スニーカーを履いている場合は、そこまで実感はないかもしれませんが、パンプスやヒールの高い靴を履いていると、硬い靴底の影響で足の裏が痛くなってきます。

靴の中にインソールを入れましょう。踵から指先まで全体のインソールもありますが、アーチ構造をしっかり支えられるインソールだと疲れが出にくくなります。

足を休ませる時間を

立っている時間が長いほど、足もむくんで痛くなります。

かといって、しょっちゅう座ってばかりもいかないですよね。仕事中に靴を脱ぐわけにもいきませんよね。

休憩時間などに、人目は気にしなければなりませんが、靴を脱いで解放させてあげる時間が出来るだけでも足はラクになります。

むくみにくくするカリウムの摂取を

カリウムはミネラルの一種です。このカリウムは水分を排出させてむくみを取ってくれます。

1日の摂取量は3500mgなので、摂るのが難しかったらサプリメントなどで摂るのも良いでしょう。

足が疲れにくい靴を履く

靴の1つで足の疲れ方が大幅に違います。幅広のサンダル、スニーカーを履いているなら別ですが、パンプスを履いている場合は、いかに足の疲れない靴を選ぶかが重要です。

見た目と履き心地、見た目はいいが足が疲れるではいけませんよね。足の疲れが出にくいパンプスもあります。試着しないで買ってしまわないで、履き心地をしっかり確認して購入しましょう。

仕事中、足が疲れて痛くては仕事にならないこともありますよね。そんな時、仕事が終わって足を見たらパンパンにむくんでいることも多いですよね。

足に溜まった疲労を溜め込まないよう、次の日へ持ち越さないようにすることが大切ですよ。

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