増加する女性の薄毛、恥ずかしくて相談できずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に、つむじや頭頂部の薄毛が気になるという方が多くなっています。
そこで今回は、気になる頭頂部の薄毛を改善する３つの方法についてご紹介していきたいと思います。
頭頂部が薄くなる理由
女性の頭頂部が薄くなる理由には、頭皮の健康・ホルモンバランス・ストレスの３つが関係しています。
１．頭皮の健康状態
頭皮の健康状態について気にしたことはありますか？髪の艶や傷みを気にする方はとても多いのですが、髪のケアだけでは美しい髪は育ちません。髪が傷んできたと感じたら、まずは頭皮の健康状態をチェックしてみましょう。
頭皮が炎症を起こしていたりすると、髪の傷みの原因になるだけでなく、薄毛の原因にもなるのです。フケやかゆみが生じている場合は、シャンプーなどによる刺激が強い可能性があります。シャンプー選びも、薄毛対策の一つであるということは覚えておきましょう。
２．ホルモンバランス
女性は、女性ホルモンのバランスが崩れることにより、体や精神面、肌などにさまざまな影響を受けてしまいます。その１つに、薄毛があるのです。
加齢による薄毛は、女性ホルモンの分泌が減少することが大きな原因であると考えられていますが、年齢に関係なく、バランスが崩れていると、薄毛を引き起こす可能性があります。
３．ストレス
ストレスと薄毛の関係は、過度なストレスにより、頭皮が硬くなってしまうことにあります。正常な頭皮は程よく柔らかさがあり、血行も良い状態です。しかし、ストレスなどで緊張状態が続くと、頭皮が硬くなってしまい、血行不良による薄毛を引き起こすこともあるのです。
血行不良は、薄毛だけでなく抜け毛の原因や、頭皮の健康状態を悪化させてしまうことにつながります。ストレスをなるべく溜め込まないよう、運動を取り入れたりして発散していくことが大切ですね。
薄毛を改善する正しいシャンプー方法
それではさっそく、薄毛を改善する３つの方法についてご紹介していきたいと思います。まず１つ目は、シャンプーの方法です。シャンプーのやり方を改善するだけでも、薄毛に効果があるのでぜひ試してみて下さいね。
１．パドルブラシで髪をブラッシングしていきます。
２．ぬるま湯で髪をすすいでいきましょう。このとき、必ずぬるま湯で行うことがポイントです。最低でも１分間、すすいでください。
３．シャンプーに入ります。必ず手であらかじめ泡立ててから頭につけましょう。頭皮を優しく揉み洗いするように行うことがポイントです。
４．最後に、耳の裏やうなじ、生え際まで洗い残しがないように丁寧にすすいでいきましょう。
冬場などは、熱いお湯で髪を洗いがちですが、熱すぎるお湯は、頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。必ず３８度程度のぬるま湯で洗うようにしましょう。
また、入浴後は、きちんとドライヤーで乾燥させることも大切です。濡れた状態のまま放置してしまうと、頭皮が蒸れ、雑菌の繁殖をまねく恐れがあります。夏場は暑いからと、しばらくそのままの状態で放置しがちですが、必ずきちんと乾燥させるようにして下さいね。
紫外線のダメージを防ぐ
薄毛を改善する方法その２は、紫外線対策を行うことです。顔や手のひらの紫外線予防は入念に行っている方が多いのですが、頭の紫外線予防を忘れがちなのです。
紫外線は、肌だけはなく、髪や頭皮にも深刻なダメージを与えてしまいます。特に、太陽に一番近いところにある頭皮は、ダメージを一番受けやすいところなのです。
紫外線によるダメージは、髪を育成する働きを衰えさせてしまうため、薄毛の原因となってしまいます。炎天下の中、長時間外にいる時は、UV素材の帽子をかぶるなどして、対策することが薄毛改善にととても効果的だと言えるでしょう。
ヘアスタイルにも気をつけよう
そして３つ目は、ヘアスタイルに気をつけることです。女性の薄毛は、ヘアスタイルが原因となっている場合が多く、気づかないうちに頭皮や毛根にダメージを与えてしまっているのです。
お仕事中、どうしても髪を縛らないといけないという方は、なるべくゆるく結べるゴムを使用するなどして、髪を引っ張らないよう工夫して下さい。特に、ポニーテールやツインテールといった髪型は、生え際や頭頂部、分け目の薄毛を引き起こしやすくなってしまいます。
食生活やストレスの改善などはもちろんのことですが、ヘアスタイルも毛根へ刺激を与えてしまうことになるため、なるべく同じ髪型を長時間しないように気をつけましょう。
抜け毛が気になるようになったり、頭皮にかゆみが生じるなど、少しでも異変を感じたら、頭皮の状態を鏡でチェックすることも薄毛予防になります。今回ご紹介した３つの方法を試しても改善が見られない場合には、シャンプーの変更や育毛剤の使用なども行ってみて下さいね。
