高い成功率が逆に不安になる「レコーディングダイエット」とは?

高い成功率が逆に不安になる「レコーディングダイエット」とは?

 

少し前に話題になった「レコーディングダイエット」を覚えていますか?一般の方だけでなく、芸能人の方もこのダイエットにチャレンジした方がいて、番組などでも紹介されていましたよね。

あれだけ人気がでたのは、「食べた物をメモするだけ」という今までにはなかった、とても手軽で簡単だということもあります。でも、本当にメモするだけで痩せられるのかと思ってしまいますよね。それに、かなり高い成功率がでているので、それも不安材料の一つになるのではないでしょうか?

レコーディングダイエットとはいったいどんなダイエットなのか、食べた物をメモするだけで痩せられるのはなぜなのか、その理由をご紹介いたします。また、レコーディングダイエットの流れと注意点も併せてご紹介いたします。

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「レコーディングダイエット」とは?

レコーディングダイエットとは、自分が食べた物をすべて記録していくというものです。岡田斗司夫さんという方が、117kgから62kgまで減量させた方法として岡田さん自身が書かれた著書で紹介したことで世に広まりました。

食べた物を記録するだけで55kgも減量したなんて、ちょっと信じられない話ですが、実際に同じように、このレコーディングダイエットを行って減量に成功した人が続出しています。たくさんの女性誌やテレビ番組などでも取り上げられたので、たくさんあるダイエット方法の中でも、ヒットしたダイエット法です。

高い成功率が逆に不安になる「レコーディングダイエット」とは?

 

記録するだけで痩せるのはなぜ?

レコーディングダイエットのように、食べた物や体重、体脂肪などを記録していくことで痩せられるのはどうしてでしょうか?そのワケをご紹介いたします。

1.食べ過ぎを防げる

太る人が口癖のように言う「そんなに食べてないはずなのに」。いえいえ、食べていないのに太るというのなら、それは何らかの病気のせいです。健康な人が食べていないのに太るということはありません。

自分が食べたり飲んだりした物を記録していくことで、自分の食生活を見つめなおすことができ、自然と意識して食べ過ぎないようにしようという気持ちになれます。

2.カロリー計算ができる

食べた物を記録していくことで、後から自分が1日にどれだけのカロリーを摂取しているかを確認することができます。今はネットで様々な食べ物のカロリーを調べることができます。最初は面倒だと感じるかもしれませんが、慣れると楽しくなってくる方もいるようです。

3.ダイエット意識向上

ダイエット中は、好きな物を我慢していても、ついつい一口ぐらいならとつまみ食いなどをしがちです。その一口さえも、レコーディングダイエットでは記録していかなければいけません。そうやって記録していくことで、自分がダイエットをしているという意識を取り戻すこともできます。ちょっとのつまみ食いしたことを描くことを恥ずかしく感じたり、そういう自分が嫌だと感じるようになります。そういう気持ちになっていきます。

4.リバウンドしにくくなる

ダイエットしても、リバウンドする人は多いと思います。それは、自分が努力した過程を忘れてしまうからです。

ダイエット中の食生活を簡単にでも記録していくと、このダイエットで結果がではじめることで、記録することが習慣化します。その記録を日々見直すことで、太る原因がハッキリとわかるようになります。そうすると、自分で意識的に太る食事の仕方をしなくなるので、リバウンドする可能性も極めて低くなります。

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レコーディングダイエットの進め方と注意点

レコーディングダイエットを行う上で、どんな流れで進めていくのか、そのやり方と注意しなければいけない点をいくつかご紹介いたします。

◇流れ◇

1.助走期間

最初の5日間は、とにかく自分の食べたもの、口に入れたもの全てを記録していきます。食事制限したり、運動したりする必要はなく、普段と同じ生活をしていく中で、口に入れたものは全てと、時間、体重を記録するという点だけしっかりと行ってください。

この記録したものをみかえすことで、自分がどうして太っていたのか、痩せる為にはどうすればいいのかがみえてきます。

2.離陸期間

次の1週間は、食べたもののカロリーをこまめに調べて記録していきます。どんな食べ物がどれだけのカロリーがあるのかを知ることで、太る物がわかってきます。最初は調べるのが大変ですが、慣れてくるとみただけでなんとなくカロリーがわかるようになります。

ご自宅に体脂肪計を測れるものがあれば、カロリーと一緒に、毎日の体脂肪も記録していきましょう。

3.上昇期間

次の5日間は、男性は1日1500kcal、女性は1日1200kcalに抑えるように、自分でコントロールしてください。ここまで自分の毎日食事を振り返りながら、1日3食カロリーを振り分けてみてください。最初はむずかしかもしれないので、朝食を軽めにしておくと、調節しやすいでしょう。

4.巡航期間

次の5日間は、このダイエットにおける「停滞期」にあたります。気分転換も兼ねて、有酸素運動をとりいれたり、マッサージしたりするのもいいでしょう。ストレスを緩和させるために、アロマをたいてみるのもおすすめです。

5.再加速期間

次の3日間は、まず食事前に自分が空腹かどうか、食べた後に、お腹いっぱいになったかどうかなどを記録していきます。

6.軌道到達期間

次の3日間は、体重が安定してきます。ここまでくればゴールも目前です。今までやってきたことが身についているので、ちょっと食べ過ぎてしまっても、元に戻すのも時間はかかりません。

7.月面着陸期間

この3日間でゴールです。かなり体も軽くなっているはずです。一応のゴールとなっていますが、痩せ習慣が身についているので、よほどのことがない限り、リバウンドの心配はありません。

高い成功率が逆に不安になる「レコーディングダイエット」とは?

 

◇注意点◇

1.体重を測るのは食事前

食事をしてから体重を測ると、食べた物によって体重が上下してしまい、正確な体重がわかりません。正確な体重を測ることで効果的にダイエットをすすめられます。

2.体重を測る前はトイレに行く

体重を測る前にトイレにいって、出す物を出してしまってからの方が、より正確な体重を測ることができます。

体重を測るのは、食事前にトイレをすましてから測るようにしましょう。

3.計測時間を決める

体重を測る時間は決めておきましょう。毎日決められた時間に、同じような体の状態で測ってください。計測しやすい時間としては、朝起きてトイレに行った後と、帰宅してすぐです。朝と夜1日2回測ることで、体の変化を知ることができます。

高い成功率が逆に不安になる「レコーディングダイエット」とは?

 

リバウンドのない太らない生活を手に入れよう!

レコーディングダイエットを行うことで、自分の今までの食生活を見直すことができます。ちょっとしたつまみ食いや、気の緩みが太る生活を招いてしまっています。このダイエット方法は、そういうことを気付かせてくれます。

リバウンドしない太らない生活、女性なら憧れますよね。

いろんなダイエットをしても、いつも挫折していたという方は、一度このレコーディングダイエットにチャレンジしてみることをおすすめします。

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