いつの時代も○○ダイエットというものが出てきては消えていきますが、最近、芸能人の間でも流行している“グリーンスムージーダイエット”は健康的にダイエットできるということでかなり評価が高いダイエットです。
ただ、このダイエットも、グリーンスムージーを飲みさえすれば痩せるというものではありません。グリーンスムージーに何を入れるか、いつ飲むか、どういう飲み方をするかで効果も変わってきます。せっかくダイエットをするなら少しでも効果が出る方法を取り入れたいものです。
グリーンスムージーダイエットとは?
グリーンスムージーとは、緑の葉野菜、フルーツ、水をミキサーなどでスムージー状にしたものです。
緑の葉野菜には、食物繊維、ミネラル、アミノ酸、ビタミンなどの栄養素がたっぷり詰まっていますが、食事で摂取するとなると大量に食べなくてはいけません。そんな葉野菜をスムージー化することで、バランスよく、効率よく葉野菜の栄養素を摂取することができるという訳です。
そんな葉野菜にフルーツを加えることで、天然の甘さが加わり、飲みやすいスムージーになります。また、大量の野菜とフルーツをスムージー化しているので、飲むというよりは食べるといった方がぴったりくる感じです。意外と腹持ちもいいので、苦しいダイエットとは縁遠い、体に負担の少ないダイエットです。
グリーンスムージーダイエットのステキな効果
グリーンスムージーを飲むことで得られる効果としては以下のようなことがあげられます。
1.野菜不足解消
野菜の栄養は私たちが生きていく上で必要不可欠なものばかりです。でも、必要な栄養素をとるために野菜ばかり食べていると栄養が偏ってしまいます。そんなジレンマもスムージー化することで、簡単に、かつ十分に栄養を摂取することができます。
2.健康的に痩せる
普通のダイエットはどうしても食べる量を減らしたり、カロリーを意識した、ストレスがかかるものでした。でも、グリーンスムージーダイエットは、正しい方法であれば、満腹感はある程度得られつつ、フルーツを使うことで砂糖などから比べれば糖類の摂取が抑えられるという優れものです。
3.代謝量が増える
グリーンスムージーに豊富に含まれている、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールの働きにより、脂肪燃焼が活発に行われて新陳代謝をあげることができます。そのことにより、脂肪を減らし、筋肉を増やすことができるので、基礎代謝をあげて太りにくい体を作ることができます。
4.満腹感を得やすい
スムージー化することでコップ1杯になりますが、もとの材料としてはかなりの量があるので、意外と腹持ちが良く、空腹感でストレスを感じる他のダイエットよりも続けやすいといえます。
5.便秘解消につながる
グリーンスムージーには、食物繊維が豊富なので、便秘の解消も期待できます。
6.血液がサラサラになる
葉野菜には、血栓を予防するクロロフィルが含まれているので、血液サラサラ効果が期待できます。血液がサラサラになることで、冷え性の改善や肌荒れ予防にもつながります。
7.むくみ防止
利尿作用があるので、むくみ防止になります。
グリーンスムージーダイエットのやり方とコツ
それでは、グリーンスムージーダイエットを効果的に行うにはどうすればいいでしょうか。
1.朝食に置き換える
起きてすぐの空っぽの胃にグリーンスムージーを摂取することで、グリーンスムージーの栄養を吸収しやすくなります。朝食に置き換えることが難しければ、他の食事に置き換えても問題ありません。
2.継続して行う
数日間で痩せないからとすぐにやめてしまってはもったいないです。グリーンスムージーダイエットは、体質改善を行うことで長期的に太りにくい体を作っていくものなので、効果がすぐに出なくても1カ月くらいは頑張って続けましょう。
3.普段の食事も見直す
グリーンスムージーを飲んでいるから、他の食事は好き勝手に食べていいというものではありません。グリーンスムージー以外の食事も、体に負担のないような食事を摂るように心がけましょう。
4.目標を達成しても続ける
目標が達成できたからといってやめてしまうとリバウンドしてしまいかねません。せっかく体質改善を行ったのですから、ダイエット中よりも回数は減らしても続けるようにしましょう。
グリーンスムージーダイエットの注意点
グリーンスムージーダイエットを行うにあたってはいくつかの注意点があります。
1.でんぷん質のある野菜を避ける
グリーンスムージーには葉野菜を使うことが原則です。イモやにんじんといったでんぷん質のある野菜は腸内でガスが発生しやすく、消化に時間がかかるので避けましょう。
2.果物の量に気を付ける
砂糖を入れない代わりに果物の天然の甘さで飲みやすくしているグリーンスムージーですが、あまり多く入れすぎると果物でも糖分をとりすぎてしまいます。また、野菜をたっぷり摂取することが目的なのに、体に摂取できる効能が減ってしまいます。
3.食事と一緒に飲まない(40分は間をあける)
グリーンスムージーは空腹時に摂取するのが効果的なので、その前後40分以上は何も食べないことが大事です。その間に食べてしまうと、グリーンスムージーの栄養素の吸収を妨げてしまいかねません。
4.食材は皮ごと使う
皮に栄養素がたっぷり入っているので、皮をむかずに使いましょう。
グリーンスムージーダイエットのやめ時は
グリーンスムージーダイエットは注意点さえ押さえておけば、ダイエット以外にも効果が出る優れもののダイエットです。
そんなダイエットで目標を達成したからやめる、というのはもったいないです。体質改善によって太りにくい体の基礎を作ったのですから、それをキープできるように、毎日ではなくとも、可能であれば週に3日くらいは継続していきたいですね。