体を動かして、ボヨンとした下腹をすっきり引き締める5つの方法

体を動かして、ボヨンとした下腹をすっきり引き締める5つの方法

体の中でも特に脂肪がつきやすい場所と言えば下腹です。手でつまめるこの余計な肉がなければ…とは思うものの、ダイエットしてもなかなか引き締まらない場所でもあります。そこで今回は、下腹ができてしまう原因とともに、このやっかいな下腹を引き締める効果的な方法や、体を動かさなくてもできる方法について、詳しくご紹介します。

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下腹ボヨンの原因は?

ダイエットをしても、なかなか痩せない部分が下腹です。年を取ったから…というだけでなく、実は下腹が出る要因は日常の生活に潜んでいます。

下腹がボヨンとなる原因

脂肪がついている

日頃あまり運動の習慣がないのに、しっかり食事をしている、また間食が多いといった習慣が積み重なると、脂肪をため込んでしまいます。

姿勢の悪さ

猫背の人は骨盤が傾くため、お腹を突き出すような姿勢になってしまいます。また腰が反った反り腰の姿勢だと、骨盤が前に傾き、お腹が冷えやすく便秘などを起こしてしまい、お腹を温めようとする体の働きで脂肪がつきやすくなります。

ストレスがたまっている

ストレスや疲労は、過食や睡眠不足を引き起こします。また自律神経バランスを崩してしまうことから血流が滞り、代謝機能が落ちます。

冷えやむくみをため込みやすくなっている

座り仕事など、長時間同じ姿勢で作業をすることが多いと、下半身の血行やリンパの流れが悪くなり、余分な水分をため込みやすくなります。また冷えやすくなる内臓を守ろうとする体の働きで、脂肪がつきやすくなります。

便秘になっている

運動不足食生活の偏りで、便秘になっていると下腹が出てしまいます。下腹の筋肉が弱っていると、腸の働きが悪くなり、便秘が治らず冷えをよび、それが原因で脂肪がつく、といった悪循環につながります。

体を動かして、ボヨンとした下腹をすっきり引き締める5つの方法

体を動かして引き締める方法

むくみや冷えを解消するには、下半身の血行を改善する必要があります。そのためには筋トレや有酸素運動によって筋肉を動かし、代謝を改善することが必要です。毎日できるストレッチを取り入れ、脂肪を燃焼させましょう。

足こぎダイエット

1.仰向けに横になり、両腕は伸ばして体の横に置きます。
2.両足を上げて、片方ずつ前に押し出すように交互に動かします。
3.足が下がらないよう気をつけ、お腹を意識して15回ずつおこないます。
動画を参考にやってみましょう。

腹筋筋トレ

1.仰向けに横になり、両手を伸ばし体の横に置きます。
2.両足を上げ、膝をゆっくり曲げます。
3.上げた両足をゆっくりと下げ、床につく前に膝を曲げ、空気をかきこむようにします。
4.お腹を意識しながら繰り返します、
動画を参考におこなってみましょう。


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体を動かす以外にできること

体を動かすことができれば一番だと分かっていても、忙しくてなかなか運動ができない、また疲れて寝てしまう…といった場合には、運動以外の方法で代謝や血行を改善しましょう。

姿勢を正す

歩くとき、座っているとき、心がけて姿勢を正すようにしましょう。姿勢が悪いと、お腹が出るだけでなく、腰痛や肩こりの原因となり、血行不良を引き起こします。お腹をいつも意識しながら行動することで、お腹に刺激となります。

しっかり入浴して体を温める

下半身の血行を改善するためには、きちんと入浴することも大切です。シャワーなどで済まさないようにし、浴槽でつかりましょう。熱いお湯よりは、40度以下の少しぬるめの湯に、下半身だけ浸かる半身浴をすることでより効果的に血行を改善することが可能です。

食事で体を温める

血行を改善し、代謝をよくするには運動だけでは不十分です。筋肉をつけるには良質のタンパク質が必要ですし、下半身にむくみがあり、便秘気味なら食物繊維ビタミンを多く含む野菜を摂取することも必要となります。また栄養バランスのとれた食事をする以外にも、以下のことに気をつけましょう。

体を温める野菜を食べる

じゃがいもやにんじん、大根といった根菜白菜などをとるようにしましょう。また体を温める香味野菜ショウガなどを取り入れるのもおすすめです。

体を冷やす果物や飲み物に気をつける

果物は体を冷やす用のあるものが多くあります。また野菜でも夏野菜は体を冷やしますので食べ過ぎに注意が必要です。カフェインを多く含むコーヒーや緑茶、また冷たいジュースも飲み過ぎないようにしましょう。

食事の順番に気をつける

血糖値が急激に上がると、脂肪がつきやすくなります。野菜を最初に食べ、汁物を食べてから肉や魚、炭水化物を食べるようにすれば、糖分の吸収を抑えることができます。

体を動かして、ボヨンとした下腹をすっきり引き締める5つの方法

これでは痩せない!間違ったお腹痩せの方法

様々なお腹痩せの方法がありますが、間違った方法ではいくらやっても痩せることはできません。

腹筋では痩せない?

実は腹筋運動だけでは、体の基礎代謝を上げるほどの筋肉量を鍛えることはできません。筋肉量を増やすことで代謝は上がるので、腹筋だけではなくほかの部分をあわせた筋トレが必要となります。

部分痩せはできない?

お腹周りに脂肪がつくのは、内臓を守るためなので、ダイエットや運動でお腹の脂肪だけを落とすことはほぼ不可能です。まず下腹に脂肪がつく原因となっている、冷えやむくみを改善しないことには意味がありません。結局は体全体に筋肉をつけ、代謝を上げ、血行を改善していくというステップが必要となります。

お腹周りの運動では痩せない?

お腹を温めたり、お腹をもむ、またお腹をひねったり腰を動かすといったダイエットは、部分痩せと同じくそれだけで脂肪がなくなるということはありません。腹筋や背筋は細い筋肉なので、その部分を動かした程度では脂肪を燃やすほどの運動量にはならないからです。

下腹を引き締めるためには、規則正しい生活としっかりと栄養バランスのとれた食事、そしてウォーキングやストレッチなど、全身を動かす運動を習慣にすることが必要です。極端なダイエットで栄養不足になると、逆に筋肉量が落ちてしまい、脂肪は減らないままといったことも起きやすいので、注意が必要です。

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